飲食店 閑散期対策で売上を落とさない方法
飲食店の閑散期。多くのオーナー様がこの時期を「どうしようもない」と諦めています。しかし、ある調査によると、近くの飲食店をGoogleで検索してから来店するお客様の割合は8割を超えるというデータがあります。つまり、閑散期に客足が落ちる理由のひとつは「景気」でも「季節」でもなく、そもそもGoogleで見つけてもらえていないことにあるケースが非常に多いのです。
9月下旬のこの時期、夏の賑わいが落ち着いてきて「また静かな季節が来た…」とため息をついているオーナー様もいらっしゃるのではないでしょうか。でも実は、閑散期こそMEO対策を仕込む絶好のタイミングです。今回は、Googleビジネスプロフィールをほぼ放置していた状態から対策を始め、売上を大きく伸ばした実際の事例を中心にお話しします。
📋 この記事でわかること
- 閑散期に売上が落ちる「本当の原因」とGoogleとの関係
- Googleビジネスプロフィール未活用がどれほど機会損失を生んでいるか
- MEO対策の具体的な手順と、閑散期に仕込むべきポイント
- 月商60万円から450万円を達成した実際のケーススタディ
こんな方におすすめ
- ✅ 閑散期になるたびに売上が大幅に落ちて不安を感じている方
- ✅ Googleビジネスプロフィールを登録したまま放置している方
- ✅ グルメサイトに頼りっぱなしで、自前の集客の仕組みがない方
- ✅ MEO対策という言葉は聞いたことがあるが、何から手をつければいいか分からない方
- ✅ 10〜30席規模の小さなお店で、広告費を大きくかけずに集客したい方

閑散期の売上減は「季節のせい」じゃなかった
愛知県内で焼鳥店を夫婦で営んでいたあるオーナー様のケースからお話しします。そのお店は月商60万円前後で数年間ほぼ横ばい。毎年9月〜11月の秋口と、1〜2月の冬場が特に落ち込み、「うちは立地が悪いから」「田舎だから仕方ない」と思っていたそうです。
近藤が最初にヒアリングしたとき、まず確認したのはGoogleビジネスプロフィールの状態でした。登録はされているものの、写真は3枚のみ、営業時間の情報は古いまま、投稿は一度もなし。口コミへの返信もゼロ。これでは、Googleのアルゴリズムからすると「情報が少ない、活動していないお店」と判断されてしまいます。
検索してみると、競合店は写真を20枚以上掲載し、毎週投稿を更新し、口コミにも丁寧に返信していました。つまりこのお店が「閑散期に暇」だったのは、季節の問題より先に、そもそもGoogleで選ばれる状態になっていなかったことが大きな原因だったのです。
Googleビジネスプロフィールを放置しているうちに、競合店に差をつけられているかもしれない——そう感じてきた方も多いはずです。無料メール講座では、小規模飲食店がGoogleから集客できる仕組みの作り方をステップごとにお伝えしています。メールアドレスだけで受け取れます。
Googleビジネスプロフィール放置がもたらす機会損失
「うちはグルメサイトに載せているから大丈夫」という声をよく聞きます。でも、グルメサイト経由のお客様は「そのサイトの中での比較」で来店を決めます。一方、Googleで「〇〇駅 焼鳥 ランチ」と検索してくれるお客様は、すでに気持ちが固まっていて、そのエリアで今すぐ食べたい人です。購買意欲がまったく違うのです。
Googleビジネスプロフィールを放置しているお店が失っているものを整理してみましょう。
チェックポイント1:写真の枚数と質
Googleでは写真が多く、質が高いお店ほど表示されやすくなります。3枚と30枚では、お客様に与える印象も、検索での露出もまったく違います。
✅ ポイント:料理写真だけでなく、外観・内観・スタッフの笑顔・季節メニューなど、カテゴリを分けて定期的に追加していくことが重要です。
チェックポイント2:投稿(Googleポスト)の更新頻度
Googleビジネスプロフィールには「投稿」機能があります。これを活用することでお店の最新情報をGoogleの検索結果に直接表示できます。多くの放置店舗は、この機能を一度も使っていません。
✅ ポイント:週1回程度、季節メニューやイベント情報を投稿するだけで、Googleからの評価が徐々に上がっていきます。閑散期のタイミングで「秋のおすすめコース」などを投稿するのは特に効果的です。
チェックポイント3:口コミへの返信
口コミを放置しているお店は、新規のお客様から「対応が悪そう」と判断されることがあります。また、Googleのアルゴリズム上も、返信があるお店のほうが評価されやすいとされています。
✅ ポイント:高評価の口コミには感謝を、低評価の口コミには誠実に対応する文章を返すことで、他のお客様への信頼感も高まります。返信テンプレートをいくつか用意しておくと続けやすくなります。
✓ ここまでのポイント
- 閑散期の売上低下は「季節」だけでなく、Googleで見つけてもらえていないことが原因のひとつ
- Googleビジネスプロフィールの放置は、写真・投稿・口コミ対応の3点で大きな機会損失を生んでいる
- グルメサイト依存から脱却し、Googleから直接集客できる仕組みを作ることが閑散期対策の核心
「自分のお店のGoogleビジネスプロフィールが今どんな状態か、正直よくわからない」という方ほど、一度見てもらったほうが早いです。個別相談では、お店の現状を確認しながら、閑散期対策として今すぐ手をつけるべきポイントを具体的にお伝えします。
月商60万円から450万円へ——MEO対策を軸にした改善の流れ
先ほどの焼鳥店オーナー様は、Googleビジネスプロフィールの整備を中心としたMEO対策に取り組んだ結果、月商60万円から450万円という結果を達成されました。
「月商60万円から450万円達成できました。まさか自分のお店がこうなるとは思っていませんでした」
(焼鳥店オーナー)
この変化は一夜にして起きたわけではありません。段階を踏んで、着実に「Googleから見つけてもらえるお店」に変えていきました。その流れをご紹介します。
MEO対策 STEP 1
プロフィールの基本情報を完璧に整える
まず着手したのは、店名・住所・電話番号・営業時間・定休日・カテゴリの正確な設定です。これが間違っていたり古いままだと、Googleから信頼されないお店になってしまいます。「当たり前のこと」に思えますが、意外と放置されているお店が多いポイントです。
⚠️ よくある失敗:臨時休業や時間変更をしたとき、Googleビジネスプロフィールを更新し忘れる。これをやると来店できなかったお客様が怒って低評価を入れることがあります。
MEO対策 STEP 2
写真を計画的に追加していく
料理写真を中心に、外観・内観・スタッフの写真を30枚以上掲載することを目標にしました。一気に揃える必要はありません。週に2〜3枚のペースで追加していくだけでも、1〜2ヶ月で大きく変わります。このお店の場合、最初は「いい写真が撮れない」という不安があったので、スマートフォンで自然光を使った撮影方法をお伝えしました。
⚠️ よくある失敗:料理写真だけ大量に入れて、外観写真がゼロ。「このお店どこにあるの?」とお客様が混乱することがあります。外観写真は必ず入れましょう。
MEO対策 STEP 3
週1回のGoogleポスト投稿を習慣にする
閑散期に合わせた季節限定メニューや、平日のお得なセット情報など、お客様が「行ってみようかな」と思うような内容を週1回投稿するようにしました。最初は「何を書けばいいかわからない」とおっしゃっていましたが、ChatGPTを使って投稿文の下書きを作る方法をお伝えしたところ、「これなら続けられる」と手応えを感じていただけました。
⚠️ よくある失敗:最初だけ頑張って投稿して、その後3ヶ月更新なし。継続こそがGoogleからの評価につながります。小さくてもいいので、定期的に続けることが最重要です。
「閑散期に何もしないのが一番もったいない。暇なときこそ、Googleに育てる仕込みをする時間だと思ってください。忙しい繁盛期に仕込みはできませんから。」
近藤大介(飲食店利益倍増アドバイザー)
AIを使った集客強化については、飲食店がAIを使ってGoogle集客を強化する具体的な方法でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてみてください。
閑散期にGoogleからの集客が安定し始めたら、次の一手
MEO対策によってGoogleからの新規来店が増えてきたら、次はそのお客様に「また来てもらう仕組み」が必要になります。せっかく来てくれたお客様が1回きりで終わってしまっては、閑散期を乗り越えることはできません。
このお店では、Google経由で来てくださったお客様にLINE公式アカウントへの登録を案内するようにしました。次の来店を促すキャンペーン情報や、閑散期限定のクーポンをLINEで配信することで、平日の集客に大きく貢献しました。
リピーターを増やすためのLINE活用については、飲食店のLINE集客でリピーターを増やす具体的な方法で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
また、Googleとホームページを組み合わせた集客の仕組みを作ると、さらに効果が高まります。「お店のホームページなんてうちには関係ない」と思っていたオーナー様が、ホームページを持ったことでGoogle経由の予約が毎月安定して入るようになったケースも複数あります。飲食店の集客に仕組みを作る方法も参考に、Googleだけに頼らない複合的な集客基盤を目指してみてください。
まとめ:閑散期こそ「見つけてもらえる仕組み」を仕込む時
閑散期に売上を落とさないために、まず見直してほしいのが「Googleで見つけてもらえているか」という一点です。グルメサイトや口コミ紹介に頼るだけでは、閑散期の波を乗り越えることは難しい。Googleビジネスプロフィールをきちんと整備し、MEO対策を地道に続けることが、小さなお店が安定して集客できる最も現実的な方法です。
月商60万円が450万円になった事例は、特別な予算や大がかりな広告があったわけではありません。「Googleで見つけてもらえるお店にする」という基本的な取り組みを、継続した結果です。難しいことは必要ありません。今日からできる一歩として、まずお店のGoogleビジネスプロフィールを開いて、情報が最新の状態になっているか確認してみてください。
小さな飲食店でも、Googleを味方につければ閑散期の暇を乗り越えられます。その仕組みを一緒に作っていきましょう。
今回の記事で「やることはわかったけど、自分一人で続けられるか不安」と感じた方は、無料メール講座から始めてみてください。MEO対策を継続するための考え方と、小規模飲食店に合った実践の順番をまとめてお届けしています。


