飲食店 リピート率を上げたいなら見直すべきこと
結論から言うと、リピート率が上がらない飲食店の一番の原因は「料理の質」でも「立地」でもなく、お客様が帰ったあとに何もしていないことです。これを読んで「えっ、そんなことか」と思った方こそ、ぜひ最後まで読んでいってください。
こんにちは、合同会社笑う門には客来るの近藤大介です。私は今も現役で飲食店を経営しながら、小規模飲食店専門のコンサルタントとして全国のオーナー様を支援しています。元々はタンクローリーの運転手だった私が飲食業界に飛び込んで8年。赤字店舗を月商60万円から450万円に立て直した経験をベースに、「難しいことは必要ありません」を信条に活動しています。
今日は少し趣向を変えて、私の休日の話から始めさせてください。
📋 この記事でわかること
- リピーターが増えない本当の原因(再来店施策の欠如)
- 繁盛店が休日の飲食店巡りで見せていた「ある仕掛け」
- LINE公式アカウントを使った再来店施策の具体的な進め方
- 小規模飲食店でも今日から始められる最初の一歩
こんな方におすすめ
- ✅ 新規のお客様は来るのにリピーターが増えないと感じている方
- ✅ 再来店施策を何もやっていない(またはやり方がわからない)方
- ✅ LINE公式アカウントは登録したけど使いこなせていない方
- ✅ グルメサイト頼みから抜け出してお客様と直接つながりたい方
- ✅ 夫婦ふたりや少人数で経営していて、手間のかかる施策は難しい方

休日の朝サウナと飲食店巡りで気づいたこと
私の休日のルーティンは決まっています。朝は早起きしてサウナへ。オートファジーダイエットを続けているので朝食は抜きで、サウナでしっかり整えてから5キロのランニング。そのあとに遅めのランチを食べに行く、というのが最近のお気に入りのパターンです。
行き先は名古屋駅周辺の飲み屋街や、気になっていた個人飲食店。コンサルタントとしての「飲食店巡り」でもあるので、料理を楽しみながらも「なぜここにお客様が来るのか」を観察しています。マーケティング研究の延長ですね。半分仕事みたいなものです(笑)。
先日もランニング後にふらりと立ち寄った焼鳥店で、ある光景を目にしました。会計のときに店主さんがさりげなく「よければLINEの友だち追加してもらえますか?次回使える1ドリンクサービスのクーポンをお送りしますね」と一言。お客様の8割くらいがその場でスマホを取り出していました。
「あ、ちゃんとやってるな」と思いました。帰り道、私は走りながらそのことを考えていたんです。リピーターが増えるお店と増えないお店の差って、実はここにある。料理の腕じゃなくて、帰り際の「次の約束」を作れているかどうかなんだと。
「帰ったあとに何もしていない」という原因はわかった、でも具体的にどう仕組みを整えればいいのかがまだ見えていないかもしれません。無料メール講座では、リピーター施策を含む繁盛店への道筋をステップごとに解説しています。メールアドレスだけで受け取れます。
リピーターが少ない本当の原因:施策の不在
多くの飲食店オーナー様が「リピーターが少ないのは料理に問題があるのでは」「接客が悪かったのかな」と悩みます。でも実際に相談を受けてヒアリングしてみると、料理も接客もしっかりしている。問題はそこじゃない、ということがほとんどです。
原因はシンプルで、お客様が帰ったあとに何もアクションを起こしていないこと。これだけです。
お客様は「また来ようかな」と思っていても、日常生活に戻れば忘れます。これは冷たい話でも悲しい話でもなく、人間の習性です。記憶は時間とともに薄れていく。だから「思い出させる仕掛け」が必要なんです。
グルメサイトに登録していれば新規客は来るかもしれない。でも、その新規客を「常連」に育てるための施策がゼロなら、毎回新規集客にコストをかけ続けることになります。これは体力のある大手チェーンがやること。小さなお店が勝てる戦い方じゃありません。
飲食店の集客で行き詰まりを感じたときに読んでほしい記事でも書きましたが、小さな飲食店が安定した売上を作るには「来てくれた人を逃がさない仕組み」が欠かせません。新規集客と並行して、再来店施策を育てることが本当の意味での集客力になります。
✓ ここまでのポイント
- リピーターが増えない原因の多くは料理・接客ではなく「帰ったあとに何もしていない」こと
- 記憶は時間と共に薄れるため、お客様に「思い出させる仕掛け」が必要
- 新規集客だけに頼るのは小規模飲食店には消耗戦になりやすい
LINE公式アカウントの「登録の理由」や「配信の頻度」、実際に何を送ればいいか、まだ迷いがある方も多いと思います。無料メール講座では、こうした現場の判断基準を順番に整理してお届けしています。登録は無料、いつでも受け取れます。
繁盛店が必ずやっている「帰り際の一手」:LINE公式アカウント活用
では具体的に何をすればいいのか。私が現場で見てきた繁盛店がほぼ例外なくやっているのが、LINE公式アカウントを使った再来店の仕組み化です。
LINEを選ぶ理由は明快です。日本人の9割近くが使っているアプリで、メールより開封率がケタ違いに高い。お店のInstagramをフォローしてもらっても投稿が流れてしまうことがありますが、LINEのメッセージはトーク画面に残るので「見てもらえる確率」が圧倒的に違います。
「LINE公式アカウントを使い始めたオーナー様がよく言うんですが、『こんなに直接お客様とつながれるとは思わなかった』って。チラシを撒いても誰が見たかわからない。でもLINEは届いた数がわかる。それだけで経営の感覚が変わるんです」
近藤大介(飲食店利益倍増アドバイザー)
私が支援するオーナー様のところでは、LINE公式アカウントの導入後にリピーターが明確に増加したという声を何度もいただいています。
「LINE集客を始めてから、リピーターが増えました。以前は新規客に頼るしかなかったのに、今は常連さんが定期的に来てくれるようになっています」
LINE集客サポートをご利用いただいたオーナー様
これは特別なお店だったからではありません。飲食店の集客コツを現役オーナーが解説した記事でも触れていますが、小さなお店でもちゃんとやれば必ず変わります。
LINE集客の「はじめの3ステップ」:今日からできる具体的な動き方
「LINEを使えばいいのはわかった。でも何から始めればいいかわからない」という声をよくいただきます。難しく考える必要はありません。まず以下の3つだけ、順番にやってみてください。
LINE活用 STEP 1
LINE公式アカウントを開設し、登録の「理由」を用意する
まずアカウントを作ること自体は無料でできます。ただし登録してもらうには「お客様にとってのメリット」が必要です。先ほどの焼鳥店の話に戻りますが、「次回使える1ドリンクサービス」というのはまさにそれ。登録した瞬間にお客様が「得をした」と感じられる特典を用意することが第一歩です。初回特典はシンプルなもので構いません。「登録してくれた方に本日のデザートプレゼント」でも十分です。
⚠️ よくある失敗:アカウントだけ作って「登録してください」とお願いしても、登録する理由がないと誰もやってくれません。特典なしでの告知はほぼ効果ゼロです。
LINE活用 STEP 2
会計時に「その場で登録してもらう」流れを作る
QRコードをレジ横に置くだけでは不十分。スタッフ(オーナー自身でも)が「よければLINE登録いただけますか?○○のプレゼントがあります」と一言添えることで登録率が劇的に変わります。これは接客の中に組み込んでしまうのがポイント。「案内する」のではなく「会計の流れの一部」にするイメージです。
⚠️ よくある失敗:QRコードを置いておけば勝手に登録してくれると思っている方が多いですが、ほぼ見てもらえません。人が勧めることで初めて動いてもらえます。
LINE活用 STEP 3
月に1〜2回、「来たくなる情報」を送る
登録してもらったあとが本番です。毎週送る必要はありません。月に1〜2回、「今月の限定メニューが出ました」「今週末は〇〇フェアです」といった情報を送るだけで、お客様の頭の中にお店の存在がよみがえります。大事なのは「売り込み感」を出しすぎないこと。「お知らせ」というよりも「近況報告」くらいの温度感が長続きするコツです。
⚠️ よくある失敗:最初だけ頑張って配信が途切れるパターン。配信が止まると友だちが減ります。無理のない頻度で継続することが何より重要です。
飲食店がLINE集客で失敗する店の特徴も合わせて読んでいただくと、やってはいけない落とし穴がわかります。先に知っておくと遠回りしなくて済みます。
「仕組み」を作るとお店が変わる:まとめにかえて
私がコンサルタントとして痛感していることがあります。飲食店のオーナー様は、毎日厨房に立ちながら接客もこなして、本当に忙しい。だから「リピーター施策をやろう」と思っていても、気づけば後回しになる。
でも、LINE公式アカウントを使った仕組みは、一度作ってしまえばあとは大きな手間がかかりません。「送るだけ」の状態を作れれば、忙しい日常の中でも再来店施策が動き続けます。
「お客様に来てもらうための努力は、お店の中だけじゃなくて帰ったあとにも続いています。そのことに気づいたオーナー様のお店は、必ずと言っていいほど変わっていきます」
近藤大介(飲食店利益倍増アドバイザー)
朝サウナを終えてランを走り、お気に入りの焼鳥店でビールを飲みながら、私はいつもそんなことを考えています。「小さな飲食店でもできます」というのは、私が毎日現場で実感していることです。難しいことは必要ありません。まず一歩、動いてみてください。
「自分のお店でLINE公式アカウントをどう使えばいいか、一緒に考えてほしい」という方は個別相談をご利用ください。業種・席数・現状の集客状況をお聞きした上で、あなたのお店に合った再来店施策を一緒に整理します。まずは相談だけでも構いません。


