飲食店 リピーターづくりの基本
残暑が続く8月の終わりは、飲食店にとって少しだけ気の抜けるタイミングでもあります。夏の繁忙を走りきって、ふと手帳を閉じたとき——「あのお客さん、また来てくれるかな」と頭の片隅によぎる、そんな感覚、ありませんか。
僕自身も、飲食店を始めたばかりのころ、毎日そのことを考えていました。元タンクローリーの運転手が突然飲食業に飛び込んだわけですから、「次も来てもらえるか」という不安は、正直、集客よりも大きかったかもしれません。
今回の記事では、リピーターが少ない悩みを抱える飲食店オーナー様に向けて、僕が実際に手を動かして効果を実感した「LINE公式アカウントを使ったリピーターづくりの基本」を、体験談を交えながらお伝えします。難しいことは必要ありません。小さな飲食店でもできる話です。
📋 この記事でわかること
- リピーターが増えない本当の原因(再来店施策の不足)とは何か
- LINE公式アカウントがリピーター集客に効く理由
- 小規模飲食店でも今日から始められるLINE活用の基本ステップ
- 実際にリピーターが増えた事例から学べること
こんな方におすすめ
- ✅ 新規のお客様は来るのに、なかなか再来店につながらないと感じている方
- ✅ グルメサイトや口コミ頼みの集客から抜け出したい方
- ✅ LINE公式アカウントを持っているが、うまく活用できていない方
- ✅ 夫婦や少人数で切り盛りしていて、手間をかけずにリピーター施策を始めたい方
- ✅ 「また来るね」と言われたまま戻ってこないお客様が多いと気づいている方

「また来るね」が来なかった、あの日の話
飲食店を始めて最初の数ヶ月、売上は月商60万円前後を行き来していました。お客様はゼロではない。「おいしかった」「また来ます」という言葉もいただく。なのに、翌月の顔ぶれはほぼ入れ替わっている——そんな状態が続いていました。
当時の僕は「料理の質を上げれば自然に来てくれる」と信じていました。でも、そうじゃなかった。問題は料理の質ではなく、お客様との接点が「来店中の1回だけ」で終わっていたことでした。
お客様が店を出た瞬間、そのお客様のことを思い出す仕組みが、うちには何もなかったんです。次のお店の予約を勧めるわけでもなく、お得情報を届けるわけでもなく、ただ「また来てくれること」を祈るだけ。今思えば、それはリピーター施策と呼べるものでは全くありませんでした。
飲食店集客の基本的な考え方でも触れていますが、新規集客とリピーター集客は別物です。新規のお客様を呼ぶコストは、リピーターに再来店してもらうコストの5倍以上かかると言われています。リピーターを増やすことは、売上を安定させるための最短ルートと言っても過言ではありません。
「また来るね」と言ったお客様が戻ってこない状態が続いているとしたら、来店後の接点が設計されていないのが原因です。無料メール講座では、リピーター集客を含めた飲食店集客の仕組みづくりを順番に学べます。登録はメールアドレスだけで完了します。
「施策がない」ことが、最大の原因だった
リピーターが少ない飲食店の多くは、「何か悪いことをしている」わけではありません。料理の質が低いわけでも、接客が悪いわけでもない。ただ、お客様が帰ったあとに何も起こらない設計になっているだけです。
これが「再来店施策の不足」という問題の本質です。
少し考えてみてください。お客様がご来店されて、「美味しかった、また来ます」とお帰りになった翌日——そのお客様のスマホには、あなたのお店からのメッセージが届いていますか?お得なランチ情報は届いていますか?「今週末は◯◯フェアがあります」という案内は?
ほとんどの小規模飲食店では、答えは「ノー」です。だからお客様は、あなたのお店のことを忘れていきます。悪意があるわけじゃない。ただ、日常の中に埋もれていくだけです。
「お客様は来てくれないんじゃなくて、思い出せないんです。思い出させる仕組みを作らないまま、来ないと嘆くのは少しもったいない。」
近藤大介(飲食店利益倍増アドバイザー)
✓ ここまでのポイント
- 「また来るね」が来ない原因は料理や接客より、来店後の接点がゼロになっていること
- リピーター施策とは「お客様に自分のお店を思い出してもらう仕組み」を作ること
LINE公式アカウントをどう使えばいいか、3つのステップで整理しましたが「自分のお店でどこから始めるか」が見えにくいと感じた方もいるかもしれません。無料メール講座では、実際に動き始めるための具体的な順番をお伝えしています。メールアドレスだけで受け取れます。
なぜLINE公式アカウントがリピーターに効くのか
「メルマガやSNSじゃダメなの?」と聞かれることがあります。もちろんそれらにも意味はありますが、飲食店のリピーター施策においてLINE公式アカウントが特に有効な理由は、お客様のスマホにダイレクトに届く点にあります。
InstagramやFacebookは投稿がタイムラインに流れてしまいます。メルマガは迷惑メールフォルダに入ったり、そもそも読まれないことも多い。でも、LINEのメッセージは開封率が高い。日常的に使っているアプリだから、通知が来れば目に入りやすい。
しかも、登録しているということは「このお店に興味がある」という意思表示に近い。そのお客様に向けてメッセージを届けられるわけですから、反応率が高くなるのは当然です。
僕が支援してきた飲食店オーナー様の中には、LINE公式アカウントを活用した結果、リピーター数が目に見えて増えたという方が複数いらっしゃいます。
「LINE公式アカウントを始めてから、常連さんが増えました。お知らせを送ったその日に予約が入ることも増えて、月の売上も安定してきました。」
LINE集客サポートを受けたオーナー様
LINE公式アカウントでリピーターをつくる、基本の3ステップ
「難しそう」「自分には無理かも」という声をよく聞きます。でも、基本の流れはシンプルです。
リピーターLINE集客 STEP 1
来店時に登録してもらう仕組みを作る
レジ横やテーブルにQRコードを置いて、「登録でドリンク1杯サービス」などの特典を用意するだけで、登録率は大きく変わります。お客様が帰る前に「LINE登録していただけると次回使えるクーポンをお送りします」と一声かけるだけでも違います。とにかく最初の接点(登録)を増やすことが、全ての土台です。
⚠️ よくある失敗:QRコードだけ置いて何も声をかけない。特典がないと登録率が低くなりがちです。
リピーターLINE集客 STEP 2
定期的にメッセージを届ける
週1回、または月2〜3回のペースで、季節のおすすめメニューや限定情報、お得なクーポンを送ります。毎回「来てください」という内容だけだと飽きられます。「今週のおすすめ食材が入りました」「スタッフのまかないメシ公開!」など、お店の日常を感じてもらえる内容を混ぜると、親しみが生まれます。
⚠️ よくある失敗:最初だけ熱心に送って、2ヶ月後には止まっている。継続することに価値があります。
リピーターLINE集客 STEP 3
「来店後のフォロー」をメッセージで設計する
来店から1週間後に「先日はご来店ありがとうございました。また来ていただけるのをお待ちしています」というシンプルなメッセージを送るだけでも効果があります。これは一斉送信でも構いません。「自分のことを気にかけてもらっている」という感覚が、再来店のきっかけになります。
⚠️ よくある失敗:来店後に何もしない。接触が「来店中だけ」で終わると、翌月には忘れられます。
飲食店の集客の仕組みを作る全体像を理解したうえで、LINEをその一部として組み込むと、より効果的に機能します。
施策を始めたら、月商はどう変わったか
僕自身の話をすると、LINE公式アカウントを本格的に使い始めたのは、月商が伸び悩んでいた時期でした。毎月新規のお客様に頼り続けることの限界を感じていたタイミングでもあります。
最初は「そんなに変わらないだろう」と半信半疑でした。でも、メッセージを送った翌日に予約が入る経験を重ねるうちに、確信に変わっていきました。来店してくれたお客様が、LINEを通じてもう一度つながってくれる。「また来たくなった」という動機を、こちらから自然に作り出せる——これがリピーター集客の本質だと気づいたのは、このときです。
結果として、月商は60万円から450万円まで改善しました。全てがLINEの力だとは言いませんが、リピーターが安定してくれたことで、売上の波が穏やかになり、新規集客への依存が減っていったのは確かです。
今、僕がサポートする飲食店オーナー様にも同じことをお伝えしています。新規集客と並行して、来てくれたお客様に「また来たい」と思ってもらえる仕組みを作ること。これがリピーターづくりの基本です。
飲食店の集客アイデアを幅広く知りたい方は、合わせて参考にしてみてください。
「リピーターを増やすとは、お客様との関係を店の外でも続けること。来店してくれた瞬間はスタートラインで、そこからどうつながり続けるかが、繁盛店への道を分けるんです。」
近藤大介(飲食店利益倍増アドバイザー)
まとめ:今日からできることを一つだけ始めよう
リピーターが少ない原因は、料理の質でも立地でもないことがほとんどです。「来店後に何もしない」という状態、つまり再来店施策が存在しないことが根本にあります。
LINE公式アカウントは、その問題を解決するための、今すぐ使える道具です。難しい技術は必要ありません。まずはアカウントを作って、QRコードを1枚印刷してレジ横に置く——それだけでも、今日から始められます。
小さな飲食店でもできます。夫婦二人で切り盛りしていても、一人シェフでも関係ない。仕組みを作ってしまえば、あとは続けるだけです。繁盛店への道は、一つ一つの地道な積み重ねでできています。
業界経験8年、月商60万円から450万円への改善実績を持つ現役飲食店オーナーとして、一人でも多くの飲食店オーナー様に、この仕組みの効果を実感していただきたいと思っています。
「うちのお店の場合、どこから手をつければリピーターが増えるか」を一緒に確認したい方には、個別相談が一番の近道です。月商60万円から450万円への改善を実体験した現役オーナーが、あなたのお店の状況を聞いたうえで具体的にお答えします。


