飲食店 ChatGPT活用で販促を効率化する方法
先日、焼鳥店を経営するオーナー様からこんな相談を受けました。
「近藤さん、常連さんが来てくれてるのはうれしいんですけど、新しいお客さんが2回目に来てくれなくて。どうしたらいいですかね?」
話を聞いていくと、料理の腕は確かだし、接客もていねい。なのに、リピーターが増えない。その最大の原因は「再来店を促す仕組みがない」ことでした。来てくれたお客様にアプローチする手段が、何もなかったんです。
こんにちは。飲食店利益倍増アドバイザーの近藤大介です。名古屋市瑞穂区(最寄り:新瑞橋駅)を拠点に、小規模飲食店専門の経営支援を行っています。元タンクローリー運転手という異色の経歴から飲食業界に飛び込み、現在は自店の運営とコンサルタント業を兼任しています。
趣味はAI活用とマーケティング研究。名古屋駅周辺の飲み屋街を巡りながら、「この店はどんな販促をしているか」を観察するのが習慣になっています。そのなかで近ごろ強く感じるのが、ChatGPTを使った販促の効率化、これが小さな飲食店の「リピーター不足」という悩みを解決する大きな武器になるということです。
今回の記事は、ChatGPTをLINE公式アカウントの運用と組み合わせることで、手間をかけずに再来店を促す仕組みを作る、という具体的な話に絞ってお伝えします。
📋 この記事でわかること
- 飲食店のリピーター不足がなぜ起きるか、その本質的な原因
- ChatGPTを使ってLINEメッセージを効率よく作る具体的な手順
- ChatGPT活用でありがちな失敗と、その回避策
- 小さな飲食店が今すぐ始められる、再来店施策の第一歩
こんな方におすすめ
- ✅ 一度来てくれたお客様がなかなか戻ってこないと悩んでいる方
- ✅ LINE公式アカウントを登録したものの、何を発信すればいいかわからない方
- ✅ 販促に使える時間がなく、文章を考えるのが苦手な飲食店オーナー様
- ✅ ChatGPTに興味はあるけど、飲食店での具体的な使い方を知りたい方
- ✅ グルメサイトや広告に頼らず、自力でリピーターを増やしたい方

リピーターが増えない本当の理由は「連絡手段がないこと」
飲食店でリピーターが増えない理由として、「料理が微妙だった」「接客が悪かった」を思い浮かべる方が多いですが、実際にコンサルをしていて感じるのは、そうじゃないケースがほとんどです。
お客様は「また来よう」と思っている。でも日常生活のなかで、その店のことをすっかり忘れてしまう。これが現実です。
飲食店オーナー様が自分のお店のことを毎日考えているのは当然ですが、お客様は違います。あなたのお店のことを思い出すきっかけがなければ、どんなに満足してもらえていても、再来店にはつながらないんです。
だからこそ必要なのが「再来店を促す接点」です。そしてその接点として最も効果的なのが、LINE公式アカウントです。
お客様に友だち登録してもらえれば、こちらからメッセージを届けることができる。「今週末、数量限定で○○をご用意しています」「今月お誕生日の方に特典があります」、こういった情報を直接届けられる。これが再来店施策の核心です。
ただ、多くの飲食店オーナー様がここで止まってしまう。「LINEのメッセージって、何を書けばいいの?」「毎回考えるのが面倒で続かない」。この壁を崩すのが、ChatGPTです。
近藤がよく行く名古屋の飲み屋街で気づいたこと
休日に名古屋駅周辺の飲み屋街を歩くのが、私のルーティンです。朝サウナを済ませた後、気になるお店に立ち寄って、メニューやPOP、スタッフの接客を観察する。いわばフィールドワークです。
先日、あるバルに入ったとき、カウンターに「LINE友だち登録でドリンク1杯無料」というポップが貼ってありました。登録してみると、翌週にメッセージが届いた。内容はこうです。
「先日はご来店ありがとうございました。今週末は特製アヒージョを数量限定で提供します。ぜひまたお越しください。」
シンプルですが、これだけで「あ、また行こうかな」と思った自分がいました。この経験で改めて確信したのが、内容の完成度より「届ける仕組みがあること」の方がずっと大事だということです。
そして、こういったメッセージを毎回ゼロから考えなくていいようにするのが、ChatGPTの出番です。
「販促の文章が書けないから続かないのではなく、書く仕組みがないから続かないんです。ChatGPTはその仕組みを作る道具として、今すぐ使えます。」
近藤大介(飲食店利益倍増アドバイザー)
ChatGPTでLINEメッセージを作る具体的な手順
では実際に、ChatGPTをどう使うか。ここを具体的にお伝えします。難しいことは何もありません。
LINE配信 STEP 1
ChatGPTに「状況」と「目的」を伝える
ChatGPTに指示を出すとき(これを「プロンプト」と言います)、ポイントは「どんな店で」「誰に」「何のために」送るメッセージかを明確にすることです。たとえばこんな感じです。
「私は名古屋で10席ほどの焼鳥店を経営しています。来週の週末に向けて、LINE登録済みのお客様に再来店を促すメッセージを作ってください。旬の食材を使った新メニューがあることを伝えたいです。親しみやすい文章で、150文字以内でお願いします。」
⚠️ よくある失敗:「LINE用のメッセージを作って」だけだと、ふわっとした文章しか出てきません。「誰に・何を・どんなトーンで・何文字で」を必ず入れることが大切です。
LINE配信 STEP 2
出てきた文章に「お店らしさ」を足す
ChatGPTが出した文章は、そのままコピーして使わないのがポイントです。出てきた文章を「たたき台」として、そこにお店ならではの言葉を足す。店主の名前を入れる、「いつもありがとうございます」という一言を冒頭に加えるだけで、ぐっと温かみが出ます。作業時間は慣れれば5分もかかりません。
⚠️ よくある失敗:ChatGPTの文章をそのまま送ると、どこか機械的な印象になることがあります。読んだお客様が「メルマガみたい」と感じると、開封率が下がります。必ず一度声に出して読んでみて、違和感があれば直してください。
LINE配信 STEP 3
配信するタイミングを決めて、スケジュールに組み込む
週1回でも月2回でも、「何曜日の何時に送る」と決めてしまうことが継続の秘訣です。LINE公式アカウントには予約配信機能があるので、事前に作成・予約しておけば当日に何もしなくていい。ChatGPTで文章を作り置きして、まとめて予約する。これが「販促を仕組みにする」ということです。
⚠️ よくある失敗:「思い立ったときに送る」では、配信が途切れがちになります。お客様は「また来ようかな」と思うタイミングが読めないので、定期的な接触が重要です。
✓ ここまでのポイント
- リピーターが増えない最大の原因は「お客様への連絡手段がないこと」
- LINE公式アカウントで再来店を促す接点を作り、ChatGPTでメッセージ作成の手間を大幅に削減できる
- ChatGPTは「状況・目的・文字数」を明示して使うと精度が上がる
「ChatGPTで作った文章は冷たい」は間違い──正しい使い方の比較
ChatGPTを使うと聞くと、「機械っぽくなるんじゃ?」と思う飲食店オーナー様もいらっしゃいます。でもそれは使い方の問題です。
❌ 間違った使い方(ありがちなパターン)
- 「LINE用のメッセージを作って」とだけ入力する
- 出てきた文章をそのままコピーして配信する
- 毎回バラバラな内容を思いつきで依頼する
- 結果、読者に「どこかのテンプレート」感が伝わり、反応が薄い
✅ 正しい使い方(リピーター増加につながるアプローチ)
- お店の雰囲気・ターゲット・目的をセットで伝える
- 出てきた文章を「下書き」として、お店らしい言葉で仕上げる
- 「このトーンで毎週1本作って」と連続してプロンプトを管理する
- ChatGPTが「ライター補助」、自分が「編集者」という役割分担で動く
要するに、ChatGPTは「文章を全部お任せする相手」ではなく、「叩き台を素早く作ってくれる相棒」として使う、これが正解です。
「私自身、LINEのメッセージを考えるのが正直しんどかった時期がありました。ChatGPTを使い始めてから、週1配信が苦でなくなった。お客様への連絡が続いたことで、再来店してくれる方が増えました。」
近藤大介(飲食店利益倍増アドバイザー)
実際に変わった飲食店の声と、Google集客との連携
私がサポートしているお客様のなかに、ChatGPTとLINEを組み合わせた販促を始めてから、リピーターが目に見えて増えたという方がいらっしゃいます。
「LINEで定期的にメッセージを送るようにしてから、再来店してくれるお客様が増えました。さらにGoogleからの予約も増えて、お店の安定感が変わりました。」
飲食店オーナー様(居酒屋経営)
この方の場合、LINE配信でリピーターを増やしつつ、Googleビジネスプロフィールを整備することで新規のお客様もGoogle経由で予約が入るようになった。つまり「新規獲得 × リピーター定着」の両輪が回り始めたんです。
ChatGPTは、LINEだけでなく、Googleビジネスプロフィールの投稿文、メニューのキャッチコピー、POPの文章など、販促全般の「書く作業」をサポートしてくれます。ただ今回の記事ではリピーター施策に絞っているので、Googleとの連携については別の機会にお伝えします。
大事なのは、一つひとつ仕組みを作っていくこと。最初から全部やろうとしなくていいんです。まずLINE登録者にメッセージを届ける、ここから始めてください。
まとめ:販促は「才能」じゃなく「仕組み」でできる
文章を書くのが得意な人だけが販促で勝てる時代は、もう終わりました。ChatGPTを使えば、10席・20席の小さなお店でも、大手チェーン並みの「継続的な顧客コミュニケーション」が実現できます。
今日からできることをまとめます。
- LINE公式アカウントをまだ持っていない方は、まず無料で開設する
- ChatGPTに「自分のお店・送りたい内容・文字数」を伝えてメッセージを作る
- 出てきた文章にお店らしい言葉を足して、週1回でいいので配信する
難しいことは必要ありません。まず一本、送ってみることが全ての始まりです。
「自分のお店でどう使えばいいか、具体的に相談したい」という方は、ぜひ個別相談をご利用ください。あなたのお店の状況に合わせて、いっしょに考えます。
また、LINE活用・ChatGPT活用・Google集客など、小規模飲食店が今すぐ実践できる集客の仕組みを、無料メール講座でもお伝えしています。まずは読んでみるだけでも、ヒントが見つかるはずです。
お気軽にのぞいてみてください。お待ちしております。


