飲食店 Google広告の予算はいくら必要か

「Google広告って効果があるのは分かった。でも、いったい予算はいくら用意すればいいの?」

この時期、決算や年度切り替えのタイミングに合わせて、来年度の集客予算を見直す飲食店オーナー様が増えてきます。毎年この時期になると、私のところにもこんなご相談がぐっと増えるんです。

はじめまして。名古屋市瑞穂区を拠点に、全国の小規模飲食店を支援している合同会社笑う門には客来るの近藤大介です。今は飲食店専門のコンサルタントをしていますが、もともとはタンクローリーを運転していた人間です。ハンドルを握りながら「いつか自分で店を持ちたい」と思い続けて、飲食業界に飛び込みました。

経営未経験でスタートした私自身の店は、最初は月商60万円の赤字続き。それを試行錯誤しながら月商450万円・利益180万円まで引き上げた経験が、今のコンサルティングのすべての土台になっています。その過程でGoogle広告とも真剣に向き合いました。「どのくらい使えば効くのか」を体で覚えてきた、という感じです。

この記事では、飲食店がGoogle広告を運用するときの現実的な予算の考え方を、難しい専門用語を使わずにお伝えします。

📋 この記事でわかること

  1. 飲食店がGoogle広告を始めるときの目安予算と考え方
  2. 予算を無駄にしないための設定のポイント
  3. Google広告だけに頼らない集客の仕組みづくり
  4. 小規模飲食店に合った費用対効果の測り方

こんな方におすすめ

  • ✅ Google広告を始めたいが予算の目安が分からない方
  • ✅ 広告費をかけているのに効果が出ていないと感じている方
  • ✅ グルメサイトの掲載費を減らして自社集客に切り替えたい方
  • ✅ 10〜30席程度の小規模飲食店を経営している方
  • ✅ 広告に頼らず安定した集客の仕組みを作りたい方
飲食店 Google広告の予算はいくら必要か | 合同会社笑う門には客来る

Google広告の「予算」を考える前に知っておきたいこと

まず正直にお伝えしたいのですが、「飲食店のGoogle広告は月◯万円あれば大丈夫」という魔法の数字はありません。地域、競合の数、狙うキーワード、店の規模によって変わってきます。

ただ、それを言ってしまうと何も参考にならないので、私が実際に支援してきた10〜30席規模の個人飲食店という条件で話を進めます。

Google広告には大きく2種類あります。

  • 検索広告:「名古屋 居酒屋」「〇〇駅 焼鳥」などのキーワードで検索したときに表示される広告
  • ディスプレイ広告:ウェブサイトやアプリの画面に画像で表示される広告

飲食店の集客目的であれば、まずは検索広告一本から始めるのがおすすめです。「今すぐお店を探している人」に直接届くからです。ディスプレイは認知拡大向きで、小規模店が最初から手を出すと予算が分散して効果が見えにくくなります。

小規模飲食店のGoogle広告、現実的な月予算の目安

結論から言うと、小規模飲食店がGoogle広告を試すなら、月3万円〜5万円が現実的なスタートラインです。

「思ったより少ない」と感じた方もいるかもしれません。でもこれには理由があります。

飲食店の検索広告は、「〇〇駅 ランチ」「〇〇区 居酒屋 個室」といったローカルキーワードを狙います。全国規模のビジネスと違い、商圏が限られているので、1クリックあたりの費用(クリック単価)が比較的低くなるケースが多いです。名古屋市内のエリアなどでも、飲食系のキーワードで1クリック50〜150円程度で運用できることがあります。

月3万円であれば、1クリック100円換算で月300クリックは確保できる計算です。300人のうち数%が予約や来店に繋がれば、十分に費用対効果が合います。

チェックポイント①:クリック単価と予算のバランスを確認する

Google広告の管理画面では、狙うキーワードの「推定クリック単価」を事前に確認できます。単価が高いキーワードに予算を集中させると、すぐに予算が枯渇して広告が止まります。

✅ ポイント:競合の少ないロングテールキーワード(例:「名古屋市瑞穂区 焼鳥 個室」)から始めると、低コストで反応を取りやすくなります。

チェックポイント②:広告の「受け口」はちゃんと用意できているか

広告をクリックしてもらった先に、何もないのでは意味がありません。Googleビジネスプロフィールだけ、食べログだけ、では機会損失が大きい。

✅ ポイント:広告のリンク先は、予約ボタンやメニュー・写真が充実した自社ホームページが理想です。受け口を整えてから広告を出すことで、同じ予算でも反応率が変わります。

チェックポイント③:広告を出す時間帯・曜日は絞れているか

24時間すべての時間帯に広告を出していると、予約に繋がりにくい深夜や早朝にも予算が消えていきます。

✅ ポイント:ランチ営業があるなら11時前後、ディナーなら17〜20時に広告を集中させる「時間帯設定」を必ず活用しましょう。

✓ ここまでのポイント

  • 小規模飲食店のGoogle広告スタート予算は月3万〜5万円が目安
  • 広告の受け口(ホームページ等)を整えてから出稿すると効果が高まる
  • 時間帯・キーワードを絞ることで少ない予算でも成果が出やすくなる

「広告費を増やせば増やすほど儲かる」は本当か

❌ よくある誤解:広告予算を増やせば売上が比例して伸びる

  • 予算を10万円に増やしても、受け皿(ホームページ・席数・スタッフ)が追いついていなければ機会損失になる
  • クリックが増えても予約率が低ければ、広告費だけがかさんでいく
  • 小規模店は「集客できても対応できない」問題が先に起きやすい

✅ 推奨アプローチ:少額から始めてデータを積み上げ、反応の良いキーワード・時間帯・曜日を確認してから予算を増やす

  • まず月3万〜5万円で1〜2ヶ月運用し、クリック数・問い合わせ数・予約数を記録する
  • 費用対効果が合うと確認できてから、予算を段階的に引き上げる
  • 同時にホームページの予約導線・写真・メニュー表示を改善し、広告効果を最大化する

「広告は『集客の試し打ち』として使うのが正解です。最初から大きく張るのではなく、小さく始めて効果を確認する。タンクローリーの運転でも、見通しの悪い場所ではゆっくり進むのが鉄則でした。広告も同じです。」

近藤大介(飲食店利益倍増アドバイザー)

Google広告だけに頼らない集客の仕組みとは

私が名古屋駅周辺の飲み屋街をよく歩き回るのは、単純に好きというのもありますが(笑)、繁盛している店と閑散とした店の違いを肌で感じるためでもあります。長続きしている繁盛店は、広告だけで集客しているわけじゃない。複数の入り口から自然にお客様が入ってくる仕組みを持っています。

私がクライアントの飲食店オーナー様に提案しているのは、Google広告・Googleビジネスプロフィール(MEO)・自社ホームページ・LINE公式アカウントを連携させた「自動集客の仕組み」です。

Google広告 STEP 1

まずMEO(Googleビジネスプロフィール)を整える

Google広告を出す前に、Googleビジネスプロフィールの写真・営業時間・メニュー情報・口コミへの返信を充実させましょう。広告経由でお店のGoogleページに飛んできたお客様が、写真も情報もスカスカでは信頼感が下がり、そのまま離脱します。MEOを整えることでオーガニック(無料)でも上位表示されやすくなり、広告費の節約にも繋がります。

⚠️ よくある失敗:広告を先に出してしまい、クリックされても店の情報が不十分で予約に繋がらないパターン。

Google広告 STEP 2

自社ホームページを予約の受け口として育てる

広告のリンク先を自社ホームページにすることで、グルメサイトへの手数料を払わずに直接予約を受け取れるようになります。ホームページにはメニュー・店内写真・アクセス・予約フォームを整えておきましょう。

⚠️ よくある失敗:ホームページがないままグルメサイトに広告費を流し続け、いつまでもサイト依存から抜け出せない。

Google広告 STEP 3

来店したお客様をLINEでつなぎとめる

広告費を使って来てもらったお客様を「一見さん」で終わらせてはもったいない。LINE公式アカウントに登録してもらい、新メニュー情報やお得な情報を送ることで、リピーターに育てます。広告でお客様を連れてきて、LINEで常連にする。このサイクルが回り始めると、広告費を抑えながら安定した来店が続くようになります。

⚠️ よくある失敗:LINE登録を促すタイミングがなく、せっかく来てくれたお客様との接点が切れてしまう。

「ホームページから毎月安定した予約が入るようになってから、グルメサイトの掲載をやめることができました。広告費も以前より少なくなっています。」

居酒屋オーナー様(40代・男性)

まとめ:予算よりも「仕組み」を先に考える

飲食店のGoogle広告で「いくら必要か」という問いに対する私の答えは、月3万〜5万円からスタートし、まず仕組みを整えることが先決というものです。

予算の多さよりも、広告の受け口(ホームページ)・MEO対策・LINE活用の連携が整っているかどうかが、結果の差を生みます。業界経験8年、自分の店を月商60万円から450万円に引き上げた実体験から言えることです。

「うちの店でもできるのかな」「何から手をつければいいか分からない」という方は、まず私の無料メール講座から始めてみてください。難しい話は一切なし。小さな飲食店でもできる集客の仕組みを、ステップごとにお伝えしています。

また、「自分の店の状況を直接相談したい」という方は個別相談もお受けしています。名古屋市内はもちろん、全国のオーナー様からご相談いただいています。お気軽にどうぞ。

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