飲食店 リピーターを増やすLINE活用法

「また来たい」と思ってもらえているのに、なぜ戻ってこないのか
急に涼しくなってきたこの季節、鍋や熱燗が恋しくなりますよね。飲食店にとっては、秋から冬にかけてが稼ぎどき。でも毎年こう思いませんか?「去年来てくれたお客さん、今年はどこへ行ってしまったんだろう」と。
こんにちは。合同会社笑う門には客来る、飲食店利益倍増アドバイザーの近藤大介(44歳)です。私はもともとタンクローリーの運転手でして、飲食業とはまったく縁のない世界から飛び込みました。最初は赤字続きで月商60万円だった店が、今では月商450万円・利益180万円まで立て直せた経験を持っています。現在も現役の飲食店オーナーとして現場に立ちながら、全国の小規模飲食店オーナーさんへ経営サポートを行っています。
今日お話ししたいのは「リピーター」の話です。趣味の飲食店巡りで名古屋駅周辺の飲み屋街をよく歩くのですが、「料理もいいし雰囲気もいいのに、いつ行っても閑散としている店」に出合うことが少なくありません。もったいないな、と正直に思います。お客さんが来ていないのではなく、一度来たお客さんが戻ってくる仕組みがないだけなんですよね。
この記事では、私自身の店舗でも実践しているLINE公式アカウントを使ったリピーター獲得の方法を、できるだけ具体的にお伝えします。難しいことは必要ありません。スマホ一台あれば、今日から始められる内容です。
📋 この記事でわかること
- 飲食店でリピーターが増えない本当の原因
- LINE公式アカウントを使った再来店施策の基本ステップ
- 小規模飲食店でも実践できるLINEメッセージの具体的な活用例
- グルメサイト依存から抜け出すための自前集客の考え方
こんな方におすすめ
- ✅ お客さんは来るけどリピーターがなかなか増えない方
- ✅ グルメサイトの手数料に悩んでいて自前の集客手段を探している方
- ✅ LINE公式アカウントを作ったけど使いこなせていない方
- ✅ 10〜30席程度の個人飲食店・夫婦経営店のオーナーさん
- ✅ 広告費をかけずに安定した売上をつくりたい方
リピーターが増えない根本的な原因は「忘れられること」
突然ですが、あなたの店に先月来てくれたお客さんは、今この瞬間、あなたの店のことを覚えていると思いますか?
現実はかなり厳しくて、人は食事を終えてお腹いっぱいになった瞬間から、そのお店のことをどんどん忘れていきます。「また行こう」と思っていても、翌日には別の店の広告が目に入り、翌週にはSNSで新しい店が気になり……そうしてあなたの店の記憶は薄れていく。
これは料理の問題でも、サービスの問題でもありません。「また来てください」と伝える手段がないことが原因です。
私が支援してきた居酒屋さんや焼鳥店さん、イタリアンのオーナーさんに共通していたのが「再来店を促す仕組みがゼロ」という点でした。接客は丁寧、料理は美味しい、でも来月の再来店率を計算したことも、測ったこともない。これでは売上が不安定になるのは当然です。
チェックポイント1:あなたの店にリピート施策はあるか
次のうち、あなたの店で実施しているものはいくつありますか?
- 来店したお客さんのLINE登録を促している
- 月に1〜2回、登録者にメッセージを送っている
- 「次回使える特典」を渡している
- 季節のメニューや限定情報を告知している
✅ ポイント:0〜1個しか該当しない場合は、まずLINE公式アカウントの登録促進から始めましょう。仕組みを作るだけで、再来店率は大きく変わります。
近藤が実践するLINE活用の基本ステップ
「LINEって難しそう」「どうやって使えばいいか分からない」という声をよく聞きます。でも実際にやってみると、スマホとLINE公式アカウントのアプリだけで完結する話です。ここでは私が実際にやっている流れを紹介します。
LINE活用 STEP 1
来店時にLINE登録を案内する
テーブルにQRコードを置くだけでOKです。「友だち登録で次回ドリンク1杯サービス」などの特典をセットにすると登録率が上がります。私の店では、会計のタイミングでスタッフが一言「よかったらLINEでお得情報送らせてください」と声をかけるだけで、登録率がぐっと上がりました。
⚠️ よくある失敗:QRコードを置いただけで案内しない店が多いです。POPだけでは気づいてもらえないことも多いので、必ず声かけとセットにしましょう。
LINE活用 STEP 2
登録直後に「ウェルカムメッセージ」を送る
登録してくれたお客さんに、自動で送られるメッセージを設定しておきましょう。「ご登録ありがとうございます!次回のご来店でお使いいただける〇〇クーポンをお送りします」のような内容で十分です。最初の接点が温かいと、その後のメッセージも読んでもらいやすくなります。
⚠️ よくある失敗:登録後に何もしない店が多いです。登録直後が一番お客さんの熱量が高い瞬間なので、ここを逃さないでください。
LINE活用 STEP 3
月に1〜2回、「読みたくなる」メッセージを配信する
「セールです!来てください!」だけのメッセージは、すぐにブロックされます。季節の食材の話、新メニューの開発秘話、オーナーの近況など、読んで楽しいコンテンツを混ぜることが大切です。私は朝サウナの後に思いついたネタをメモしておいて、それをメッセージに活かすことも多いです(笑)。
⚠️ よくある失敗:売り込みメッセージだけになってしまい、ブロック率が上がる。「お客さんに役立つ情報+お店からのお知らせ」のバランスを意識しましょう。
✓ ここまでのポイント
- リピーターが増えない根本原因は「忘れられること」。再来店の仕組みがないと、どれだけ料理が美味しくても定着しない
- LINE公式アカウントは、来店時のQRコード案内→ウェルカムメッセージ→月1〜2回の配信という3ステップで回せる
- 売り込み一辺倒にならず、読んで楽しいコンテンツとのバランスがブロック率を下げる鍵
グルメサイト依存から抜け出すためのLINE×ホームページ連携
「食べログやホットペッパーからの予約がないと不安で…」というオーナーさんは本当に多いです。でも考えてみてください。グルメサイトに毎月何万円もの掲載費や手数料を払いながら、そのお客さんは「グルメサイトのファン」であって「あなたの店のファン」とは限りません。
私が目指してほしいのは、「自分の店のファン」を自分のリストとして持つことです。その一番の手段がLINE公式アカウントです。
❌ グルメサイト依存の集客
- 毎月の掲載費・手数料がかかる
- 競合店と横並びで比較される
- サイト側の都合でランキングが変動する
- お客さんのデータが自分の手元に残らない
✅ LINE×ホームページによる自前集客
- 一度構築すれば継続的に低コストで運用できる
- 自分のお客さんに直接メッセージを届けられる
- 季節やタイミングに合わせた情報発信が自在
- リピーター・常連客という「自社資産」が積み上がっていく
「お客さんはグルメサイトに来るんじゃなく、あなたの店に来るんです。だからこそ、あなた自身のリストを持つことが何より大事。LINEはその一番シンプルな手段です。」
近藤大介(飲食店利益倍増アドバイザー)
私自身も、自分の店のホームページとLINE公式アカウントを連携させることで、グルメサイトへの依存度を大きく下げることができました。ホームページからLINE登録を促し、LINE経由で予約が入る流れを作ると、広告費をほとんどかけずに安定した予約が入り続けるようになります。
実際にリピーターを増やしたオーナーさんの声
私がサポートしてきた飲食店オーナーさんの中には、最初「LINEなんて若い人だけでしょ」とおっしゃっていた方もいました。でも実際に始めてみると、40〜50代の常連さんが一番きちんと読んでくれている、なんてケースも多いです。
「ホームページを作ってLINEと連動させたら、毎月安定して予約が入るようになりました。グルメサイトへの依存も減って、月の利益が180万円になったときは本当に信じられなかったです。」
焼鳥店オーナー(40代・男性)
「月商60万円だったのが450万円になりました。LINEでリピーターが増えたことが一番大きかった。常連さんがまた来てくれるって、本当に嬉しいですし売上の安定にもつながりました。」
居酒屋オーナー(50代・男性)
どちらのオーナーさんも、最初は「難しそう」「時間がない」とおっしゃっていました。でも一度仕組みを作ってしまえば、あとは月に数回メッセージを送るだけです。業界経験8年の中で、サポートしたオーナーさんが共通して口にするのが「こんなにシンプルな方法でよかったのか」という言葉です。
まとめ:リピーターは「仕組み」で増やせる
料理の腕やサービスの質は、すでに十分なオーナーさんが多いです。足りていないのは「また来てください」と伝え続ける仕組みです。
LINE公式アカウントは、その仕組みを作る上で最もシンプルで低コストなツールのひとつ。来店時のQRコード案内→ウェルカムメッセージ→定期配信、この3ステップを回すだけで、お客さんとの接点を維持し続けることができます。
小さな飲食店でもできます。難しいことは必要ありません。まずは一歩踏み出してみてください。
「繁盛店の多くは、特別なことをやっているわけじゃないんですよ。お客さんを忘れず、お客さんに忘れられない仕組みをコツコツ作っているだけです。」
近藤大介(飲食店利益倍増アドバイザー)
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