飲食店 リピーターが少ない原因と対策

「料理の評判はいいのに、なぜかお客さんが続かない…」

梅雨が明けて夏の書き入れ時が近づくと、こんな悩みを抱えたオーナーさんから相談が増えてきます。新規のお客様は来てくれるのに、気づいたら顔ぶれがいつも違う。常連さんがなかなか育たない。このループに悩む飲食店は、実は想像以上に多いんです。

飲食店でリピーターが少ない最大の原因は、「再来店を促す仕組みが存在しない」こと。おいしい料理を出していても、それだけでは今の時代に常連客は育ちません。仕組みをつくることで、初めて来たお客様が2回目、3回目と足を運んでくれるようになります。

📋 この記事でわかること

  1. 飲食店のリピーターが増えない本当の原因
  2. リピーター獲得に効果的な具体的な対策
  3. LINE公式アカウントを使った再来店の仕組みづくり
  4. 小規模飲食店でもすぐに実践できるステップ

こんな方におすすめ

  • ✅ 新規客はいるのにリピーターが少ないと感じている飲食店オーナー様
  • ✅ グルメサイト頼みから脱却して自分で集客したい方
  • ✅ LINE公式アカウントの活用方法を知りたい方
  • ✅ 10〜30席程度の個人飲食店を経営されている方
  • ✅ 常連客を増やして安定した売上をつくりたい方
飲食店 リピーターが少ない原因と対策 | 合同会社笑う門には客来る

飲食店のリピーターが少ない本当の原因は何?

リピーターが少ない原因を「料理のせい」「立地のせい」と考えているオーナーさんは少なくありませんが、実際に相談を受けてみると、ほとんどのケースで「再来店施策がゼロ」というシンプルな問題に行き着きます。

僕自身、元はタンクローリーの運転手で、飲食業界の経験ゼロから飲食店の世界に飛び込みました。最初は本当に何も分からなくて、「おいしいものを出せばお客さんは来てくれる」と思っていたんです。でも現実はそう甘くなかった。初来店してくれたお客さんに「またぜひ来てください」と口で言うだけでは、ほとんど戻ってきてくれない。

なぜか。お客様の日常はとても忙しいからです。来店した翌日からすぐに日常に戻り、あなたのお店のことは記憶の片隅に追いやられてしまう。これは料理の味や接客の問題ではなく、人間の習慣の問題です。

❌ よくある失敗パターン

  • 「おいしければリピーターは自然に増える」という思い込み
  • 再来店を促すための接点が来店中の会話だけ
  • お客様の連絡先を一切取得していない
  • グルメサイトのポイント頼みで自社の武器を持っていない

✅ リピーター獲得のための考え方

  • 来店後もお客様との接点を維持する仕組みをつくる
  • お客様の情報(LINE友達登録など)を自社で管理する
  • グルメサイトに頼らない自社集客の土台を育てる
  • 「また行こう」と思わせるきっかけを意図的に届ける

リピーターが来ない飲食店に共通する「3つの欠陥」とは?

8年間、全国の小規模飲食店を支援してきた中で、リピーターが育たないお店には共通したパターンが3つあります。

チェックポイント1:来店後の接点がない

食事を終えてお客様が帰ったあと、あなたのお店からそのお客様へ何かアクションをとっていますか? 何もしていないなら、お客様との縁はそこで一度切れています。

✅ ポイント:LINE公式アカウントに登録してもらうことで、来店後もメッセージを届けられる関係を維持しましょう。

チェックポイント2:再来店するメリットが伝わっていない

「また来てください」と言うだけでは、お客様は動きません。「来月○○フェアをやります」「LINE登録でドリンク1杯サービスします」など、具体的な理由がなければ再来店の優先度は上がりません。

✅ ポイント:来店のきっかけとなるイベント・特典情報を定期的に発信する仕組みをつくりましょう。

チェックポイント3:お客様のことを覚えていない・覚えられていない

「あ、また来てくれたんですね!」この一言で常連度が一気に高まります。お客様は「自分のことを覚えてくれているお店」に特別な愛着を感じます。小規模店の強みを最大限に活かしてください。

✅ ポイント:2回目以降の来店時に「先日もいらっしゃいましたね」と声をかける習慣をつけるだけで、リピート率は変わります。

✓ ここまでのポイント

  • リピーターが少ない原因のほとんどは「仕組みの欠如」であり、料理の問題ではない
  • 来店後にお客様との接点を保つ手段(LINEなど)を持っていないお店はリピーターが育ちにくい
  • 再来店の理由・きっかけを意図的につくることが重要

LINE公式アカウントはリピーター対策に本当に効果的?

結論から言うと、小規模飲食店のリピーター施策としてLINE公式アカウントは現時点で最も費用対効果が高い手段のひとつです。

理由は単純で、日本人のLINE利用率は9割を超えています。メールを開かない人でも、LINEのメッセージはほぼ確実に目に入る。しかも月1,000通まで無料で送れるプランもあり、小規模店でも十分活用できます。

「LINEって難しそう」って思っているオーナーさんがほとんどなんですが、実際にやってみると拍子抜けするくらいシンプルです。大事なのはツールの使い方より、『何を・いつ・誰に届けるか』という設計の部分。そこさえ決まれば、難しいことは何もありません。」

近藤大介(飲食店利益倍増アドバイザー)

具体的な活用例を挙げると、

  • 来店時にLINE友達登録を促し、ウェルカムメッセージで次回特典を届ける
  • 月1〜2回、新メニュー情報や季節のおすすめをLINE配信する
  • 誕生日クーポンを自動配信して特別感を演出する
  • 平日の閑散時間帯に限定お得情報を配信して集客する

これだけで「お店のことを忘れていた」お客様が「そういえば行こうかな」と動き始めます。

「ホームページを作ってもらってからGoogle経由の予約が増え、さらにLINEを始めてからリピーターが目に見えて増えました。今ではグルメサイトへの依存もほとんどなくなっています。」

40代・男性(居酒屋オーナー)

リピーターを増やすための仕組みはどうやってつくる?

「何から始めればいいかわからない」という方のために、実際に支援の現場でお伝えしているステップをご紹介します。難しいことは必要ありません。

リピーター獲得 STEP 1

LINE公式アカウントを開設し、登録の導線をつくる

まずはLINE公式アカウントを無料で開設します。次に、テーブルにQRコードを置いてお客様が自然に登録できる導線をつくりましょう。「登録すると次回ドリンク1杯無料」などの特典があると登録率が格段に上がります。

⚠️ よくある失敗:アカウントをつくっただけで案内もせず、登録者が0のまま放置してしまうケース。QRコードを目立つ場所に置くことが最初の一歩です。

リピーター獲得 STEP 2

月1〜2回の配信を習慣化する

「何を配信すればいいかわからない」という声をよく聞きます。最初はシンプルに「今月のおすすめメニュー」や「近況報告」で十分。お客様はあなたのお店の「空気感」に触れたくて読んでいます。完璧な文章よりも、お店のリアルな声の方が伝わります。

⚠️ よくある失敗:最初に張り切りすぎて途中でネタ切れになり、配信が止まってしまうこと。無理のないペースで継続することが最優先です。

リピーター獲得 STEP 3

Googleとホームページと連携して新規客をリピーターへつなぐ

新規のお客様がGoogleで検索して来店し、LINEに登録し、リピーターになる。この流れができると、広告費をかけずに安定した集客サイクルが生まれます。グルメサイトに月数万円払い続けるより、この仕組みに投資する方が長期的に見て圧倒的にお得です。

⚠️ よくある失敗:Googleやホームページを整えてもLINEへの導線がないため、新規客が一度きりで終わってしまうケース。3つをセットで考えることが大切です。

小規模飲食店でリピーター施策を始めるタイミングはいつ?

「もう少し売上が安定してから始めよう」という声もよく聞きますが、これは逆です。リピーターが増えるから売上が安定するのであって、安定してからリピーター対策をするという順序では永遠に動き出せません。

「売上が安定してから動こう、ではなく、動いたから安定するんです。月商60万円だったときに仕組みをつくり始めたから、今の450万円があります。タイミングを待っていたら、何も変わらなかった。」

近藤大介(飲食店利益倍増アドバイザー)

実際に支援した居酒屋オーナーさんも、「どうせうちみたいな小さな店には無理」と思っていたそうです。でも一つひとつ仕組みを整えていった結果、月商60万円から450万円、利益180万円という数字を達成されました。小さなお店でもできます。むしろ小規模だからこそ、お客様一人ひとりとの関係を深めやすい。

大事なのは「完璧な準備」より「今日一歩動くこと」です。

まとめ:リピーターは「待つ」ものではなく「育てる」もの

飲食店のリピーターが少ない原因は、ほぼ例外なく「仕組みがない」ことに尽きます。料理の腕前でも立地でもありません。来店後にお客様との接点を保ち、再来店するきっかけを届け、「また行きたい」という気持ちを育てる。これを意図的にやっているかどうかの差です。

LINE公式アカウントの活用は、その第一歩として最も始めやすい施策のひとつ。難しいツールも、大きな予算も必要ありません。今日からできることが必ずあります。

「具体的にどこから手をつければいいか分からない」「うちの店の状況を見て一緒に考えてほしい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。名古屋・新瑞橋エリアを拠点に、全国のオーナー様をオンラインでもサポートしています。

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